会社設立のフロー:資本金を準備する
定款の認証が完了したら、まずは資本金の払い込みを行いましょう。普通の株式会社や有限会社については、前編でお話したとおり、金融機関に了承をもらっているはずですので、「発起人会議事録」と「定款」を持って銀行に行き、「証明書」を発行してもらいます。
確認株式会社や確認有限会社の場合は、証明書は不要です。その代わり、代表者の銀行預金通帳に出資者(発起人)が各自の名義で代表者の銀行口座に資本金分を振り込みます。
そして、その振込み完了したら、その代表者の氏名や口座番号などがわかるページと、振込みの事実が確認できるページをコピーします。そのコピーが証明書の代わりになりますので、大切に保管しておいてください。
会社設立のフロー:取締役会議事録、調査書を作成する
取締役会では、代表取締役を選任し、本店の所在地を決定します。
また、調査書では、会社設立に際して違法な手続き等はとられていないということを誓約する書類となります。
このどちらも、登記の際に必要になりますので、保管しておいてください。
会社設立のフロー:設立登記申請を行う
さて、いよいよ法人登記が完了します。必要書類一覧をメモしておきますので、確認の参考にされてください。
・登記申請書
・登記用紙と同一の用紙
・登録免許税納付用紙台紙(何も書かれていない紙でよい)
・定款
・印鑑紙および印鑑届出書(基本的に登記所でもらえる)
・株式払込金保管証明書(確認会社の場合は通帳のコピー)
・調査書
・代表取締役の印鑑証明
・取締役会議事録 |