CFDのリスク・デメリット
CFD取引のリスクとデメリットについて説明します。CFD取引はなんといっても「なじみが無くて分かりにくい」というのが最大のデメリットと言えます。この他、税制上の問題、や買いポジションを取ることで金利が発生するといった点などもデメリットであるといえます。
とにかく、投資全般に言えることですが、よくわからないものには投資をしないというのは鉄則です。勉強のために少額を取引してみるというのはいいですが、仕組みをしっかりと理解するまではごく少額にしてください。
なじみが無いし複雑で分かりにくい
CFD取引は分かりにくいというのが大きな問題です。
FXをやっている人にはFXの株式版と説明したら理解しやすいかもしれませんが、FX未経験者の方に難しいかもしれません。FXについては「FX取引のしくみ」でも説明しているので、為替に絞って説明しているこちらの方が分かりやすかもしれません。
買いポジションを取ることで金利が発生する
「CFD取引のメリット」の中でオーバーナイト金利をショートポジション(空売り)で受け取れると書いていますが、CFD取引では買いポジション(ロングポジション)を取った場合には、オーバーナイト金利を支払う必要があります。
たとえば、日経平均株価に投資をしたいという場合、先物取引の買いポジションであれば金利は発せしませんが、CFD取引で買いポジションを取っている場合にはオーバーナイト金利を支払う必要があります。
なお、支払う必要がある金利は「無担保コール翌日物金利速報の平均値」となります(円建て商品の場合)。
日本の金利はほぼゼロに近いためほとんど影響はありませんが…。
税制上の問題がある←こちら改善されました!
こちらは改善されました!従来は総合課税の対象でしたが、先物取引にかかる雑所得等の課税の特例によって申告分離課税(20%)となりました(2012年より)
株式の譲渡損益等との通算はできませんが日経225先物取引やFXなどとの間では損益通算が可能です。
なお、古いサイトなどで総合課税の対象と書かれているものもありますが、20%の申告分離課税になっていますので安心してください。
CFD取引を初めて利用するなら取引しやすいDMM.com証券のCFDサービスがおすすめ。