現物株投資や信用取引と個別株CFD取引の違い
株式投資として最もスタンダードな現物株取引や証券会社から資金や株式を借りて自己資金の数倍の取引を行うことができる株式信用取引とCFD取引の違いについてその特徴や違いをCFD取引のメリット・デメリットをあわせながら解説していきます。
とにかく、投資全般に言えることですが、よくわからないものには投資をしないというのは鉄則です。勉強のために少額を取引してみるというのはいいですが、仕組みをしっかりと理解するまではごく少額にしてください。
現物株取引と個別株CFD取引の違い
CFD取引の場合、少ない資金で大きな資金を動かすことができるので、小額の投資でもたくさんの株数への投資が可能。対して、現物株の場合は、証券会社に預けた資金の範囲内でしか取引ができない。
また、国内株だけでなく外国株式などへの幅広い投資が可能なのもCFD取引の特徴といえます(ただし、近年は外国株に直接投資できる証券会社も増えてきた)。
ショートポジションが取れるというのもCFD取引の魅力ですね。
じゃあ、信用取引との違いは何?
信用取引ならショート(空売り)も可能です。
個々との違いについてはやはり外国株の扱いが挙げられそうです。信用取引は基本的に国内株が対象で外国株をショートするのはあまり簡単ではありません。
外国企業の株をショートできる点は信用取引よりもCFDの方が魅力的といえるかもしれません。
CFD取引の注意点
まず一つ目は「株主優待」です。
CFD取引は、厳密には本人が株式を保有するわけではありませんので、株主優待をもらうことができません。(ただし、配当は売り手から徴収する形で配当金相当額をもらえます)
最近は株主優待を実施する企業も増えているので、CFD取引ではもらえないというのはデメリットといえるでしょう。
また、「CFD取引のメリット」の中でオーバーナイト金利をショートポジション(空売り)で受け取れると書いていますが、CFD取引では買いポジション(ロングポジション)を取った場合には、オーバーナイト金利を支払う必要があります。
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