- 今の時代は銀行ポイ活!ポイントを効率的に貯める
金利よりも圧倒的に稼げる銀行を使ったポイント活動をやってみよう
貯金口座の選び方からおすすめ口座まで徹底解説!
貯金がなかなかできない。
そんな貯金のお悩みを解決するのに役立つ、貯金口座の選び方や貯金のコツを紹介していきます。
貯金ができない理由の大きな原因は「仕組み化」ができていないことにあります。貯金というのはあれこれ手続きをして貯めていくというよりも「自然とたまっていくようにする」という事が重要です。この仕組みさえ作ってしまえばあとは自然と貯金ができる形が出来上がってきます。
そんな貯金のお悩みを解決するためのサービスや特徴がある銀行口座をピックアップしました。目的別や属性別におすすめの貯金口座を紹介していきます。
貯金をするためには仕組みづくりが必要
貯金を始めるには冒頭でも書いたように「仕組み作り」が大切です。自然と貯金口座にお金が貯まっていくような形を作るのです。
じゃあ、どんな銀行口座がそんな貯金づくりの役に立つのでしょうか?
- 貯金額が見える化できる
- 強制的にお金が貯まっていく仕組みができる
- 簡単に引き出せない仕組みがある
- 預金金利が高い
といったような特徴があればよいです。
貯金額が見える化できる
一つ目は見える化です。今いくら貯金出来ているのかを自分自身が把握できることが重要です。100万円の目標があるとして、今いくら貯まっているのか?という現状が一目で分かります。それ自体が貯金のモチベーションにもつながるはずです。
もちろん、どんな銀行口座でも貯金額は見えるものですが、生活費用の銀行口座と別の銀行口座に分けて管理すれば、月々の生活に使われているわけではない、貯金額を知ることができます。
強制的にお金が貯まっていく仕組みができる
強制的にお金が貯まる仕組を作れる貯金口座は重要です。人は「残ったお金を貯金する」というのは得意ではありません。それよりも収入(入金)があった段階で、貯金分を天引きする仕組みが大切です。
勤務先で財形などがある場合はそれを利用する手もありますが、そういう仕組みがない場合は、民間の銀行口座でそうした仕組みを作りましょう。
- 自動振り込みサービス(自動引落サービス)
などがおすすめです。こうしたサービスを利用して貯金口座にお金を貯めていきましょう。
簡単に引き出せない仕組みがある
たとえば、いくら貯金口座にお金を貯めていてもコンビニATMですぐにでも出金できるようだと、何かお金が必要な時についつい引き出してしまうかもしれません。
そうできないように、簡単に出金ができないような銀行口座を選ぶ(あるいは引き出せないように自分自身でキャッシュカードを持ち歩かないようにする)といったようにするのも良いでしょう・。また、こうした貯金を目的とする銀行口座からはなるべく引かれ物(引き落としなど)も外す方良いです。
自動引落などがあるといくら分が生活費でいくら分が貯金相当分なのかが分かりにくくなるからです。
預金金利が高い
これは、当然ですね。
折角貯金するのですから、貯金したお金が少しでも増えるように預金金利が高い貯金口座を選ぶべきです。
現在は国(日銀)のマイナス金利政策も実施されていることから銀行預金の金利もほとんど期待できません。多くの銀行でゼロに近い金利水準となっております。
一方で一部のネット銀行等では比較的高い預金金利が設定されているところもありますので、貯金口座についてはこうした金利が高い銀行口座を選ぶべきです。
貯金専用口座を作ろう。どこに口座を作るのが良い?
基本的に貯金するための専用口座をつくることをお勧めしています。
なお、ここで言っている専用口座というのは、銀行が提供している「貯蓄口座(貯蓄預金)」のようなサービスではなく、ある特定の銀行の口座を貯金専用として自分自身が扱うという意味です。
ちなみに、余談ですが、都市銀行などの貯蓄預金(10万円以上の預金で金利が徐々にUP)は今の超低金利時代の背景もありますが、全然金利UPしません。
それよりもネット銀行の口座を貯金専用口座とすることで、前項で上げたような問題点をスパっと解決できます。
- 貯金専用にすることで今の貯金額がすぐにわかる
- 自動的に入金する仕組みを簡単に作ることができる
- 引き出さない口座(貯めていくだけ)の口座にすることで増え続ける
- 好金利のネット銀行口座を貯金専用口座とすることで貰える金利が増える
では、こうした条件を満たす銀行をかんがえていきましょう。
@自動入金サービスがある銀行
貯金専用口座を作るにあたっては、お給料などの収入が入ってくる銀行とは別に確保するべきです。その時にイチイチ振込をするのは面倒ですし、場合によっては振込手数料などが必要になります。
その手間とコストを解決してくれるのが「自動入金サービスがある銀行」です。
- ソニー銀行
- イオン銀行
- 住信SBIネット銀行
などが用意をしています。仮にソニー銀行を貯金専用口座にするという場合、、毎月仮に2万円を自動入金する設定にしておけば、給料振込先の銀行から自動的に2万円を引き出してソニー銀行の貯金口座に入金できます。自動入金の手数料は無料です。
なお、現在の給与振込先の銀行に「自動送金サービス」がある場合などは、その機能を使うこともできますね。これは自分が設定をすることで特定の銀行に「送金」ができるサービスです。
現在利用中の銀行でこの機能がある場合は、貯金専用口座に貯金したい額を「自動送金」することで問題を解決できます。
A貯金をサポートする機能や預金があるか?
貯金をしていくにあたって色々な特典やサポートする機能などがある銀行だったら嬉しいですよね。貯金専用口座は基本的に貯めていくだけが目的になりますが、その貯金をサポートしてくれるサービスや特典が用意されていたりします。
たとえば、SBI新生銀行では「他行からの振込入金があると25ポイント(25円相当)」がもらえます。これは例えば@で紹介した「自動振り込み」と併用すれば、毎月貯金をするごとにポイントが貯まっていくという事になります。
金利が低い今だからこそこうしたポイントはありがたいです。
B金利が高いか?
今は金利が全体的に低いとはいえ、預金金利の高さも重要です。
都市銀行などは金利が0.001%程度と非常に低く、ほぼ金利が付かない状態です。一方で、あおぞら銀行では普通預金でも0.2%の金利が付きます。金利水準はおよそ200倍です。
金利水準の高い銀行としては以下の銀行が挙げられます。
- あおぞら銀行(普通預金)
- オリックス銀行eダイレクト預金(定期預金)
- 東京スター銀行 (普通預金)
送金先を自由に選びたい場合はこうした銀行がおすすめです。なお、銀行預金金利については「ネットバンク15社の普通預金と定期預金金利を比較」の記事でも詳しく金利を比較しています。
私がおすすめする貯金用銀行口座はあおぞら銀行BANK
まずは、マネーナビ管理人の私がおすすめする貯金のための銀行のおすすめ銀行を紹介していきます。
貯金口座として一番おすすめなのが、あおぞら銀行BANKです。なんといっても好金利の普通預金が売り。0.20%と高い水準は都市銀行の200倍です。とりあえず貯金用の銀行口座として減らしたくないお金を入れておくのには2020年現在最適だと思います。
なので、現状ではこのあおぞら銀行 BANKに最終的にはお金を集中させるように数るとよいでしょう。
なお、次点としては「GMOあおぞらネット銀行(0.10%)」「東京スター銀行(0.10%)」があります。ただし、GMOあおぞらネット銀行は「GMOクリック証券との口座連携」、東京スター銀行の場合は「給与振込口座に指定する」という条件付きです。
貯金口座へは自動で振込されるように工夫をしよう
上記の貯金用の銀行口座には前述のように「自動的に入金される仕組み」を作っておきましょう。あくまでも毎月の貯金分だけが入金されるような仕組みにしておくことで「ほったらかしで貯金」ができていきます。
そして、上記の貯金口座のお金のことは忘れてしまいましょう。そうすれば勝手に貯金ができていきます。
そのためには毎月手作業で入金する(振込する)というのは面倒くささのハードルが上がってしまって貯金を失敗させる要因となります。基本的には何もせずに勝手に上記のあおぞら銀行BANKなどにお金が貯まっていく仕組みを作るのが最良です。
自動送金ができる銀行を活用しよう、ソニー銀行は2回無料で振込可能
おすすめの方法は「自動振込」に対応している銀行を給与口座とすることです。
- ソニー銀行
- イオン銀行
- 住信SBIネット銀行
上記の銀行が対応しています。ただし、イオン銀行は振込手数料がかかるのでダメです。ソニー銀行、住信SBIネット銀行はそれぞれ銀行の利用状況によって無料で振り込みが可能です。
ソニー銀行:月2回〜
住信SBIネット銀行:月1回〜
となっております。無料回数を考えるとソニー銀行が有利ですね。
給与振り込先を変更できない場合もOK、ソニー銀行の「自動入金」を使おう
一方で、勤務先から給与振込先銀行が指定されていて、ネット銀行に変更できないというケースもあるかもしれません。
そういう場合には、同じくソニー銀行の自動入金サービスを活用しましょう。それを利用して他行から一定の金額を自動的に手数料無料でお金を引き出すことが可能です。
「給与振込先銀行」→貯金額相当を自動入金→「ソニー銀行」→自動送金を利用→「貯金口座(あおぞら銀行など)」
とすることで、貯金口座への自動入金スキームを作ることができます。
なお、同じスキームは住信SBIネット銀行でも組むことができます。
学生におすすめの貯金口座はSBI新生銀行(貯金額が少ない人向け)
学生さん向けには銀行側も色々な特典を用意して囲い込みをしようとしているところがあります。一方でできる貯金額はさほど大きくないと思いますので、金利重視ではなく、ポイント還元やお得などを重視して考えます。
するとおすすめは「SBI新生銀行」です。
SBI新生銀行の最大の特徴は「ポイント還元」です。SBI新生銀行は銀行サービスの利用でTポイント、dポイント、nanacoポイントが取引で貯まります。
他行から振り込みを受ければもれなく25ポイントが貰えるってのは実は結構おいしいです。
年間だと25P×12か月=300ポイント。仮に0.01%の金利換算だと300万円の預金に相当するポイントが貯まるという事になります。
貯金用の銀行口座として入金先として集中させることでお得度がアップします。
振込回数に応じて、最大200P(8回)まで行けるので貯金口座としてだけでなく、入金用の銀行口座にしてしまいましょう。
ちなみに、自分名義の他行口座(別の銀行口座)からの入金(振込)でもポイント付与されますので、振込手数料無料の銀行からSBI新生銀行に振り込みをすると25円相当がもらえることになります。
上手く活用していきましょう。
貯金専用口座の上手い使い方と注意点
繰り返しになりますが、貯金口座を使って、貯金を成功させる3つのポイントと注意点を最後に書きます。
貯金を成功させる3つのポイント
まず一つ目は専用口座にすることです。
貯金専用口座という「専用口座」については「お金を使わない」という事が一番重要になります。貯金専用口座はあくまでも入金をして積立をしていく口座になります。
この口座からクレジットカードの支払いをしたり、お金が必要になった時に出金するのは控えるべきです。そうした支払いや出金は日常利用の銀行口座を利用するようにしましょう。
続いて二つ目は自動化することです。
人は元来手間を嫌がります。面倒なことだとついつい後にしてしまいます。
貯金というのは基本的に楽しいものではないので、そのために面倒な手間をかけるようにすると継続を阻みます。
なので、自動入金や自動送金などを活用して可能な限り自動化して勝手に貯金ができる仕組みを作るという事がとても大切です。
最後の3つ目は今すぐ行動することです。
この記事を読まれている方の多くは貯金をしたいなとおもって検索等でたどり着いた方だと思います。貯金をしたいと思っているけどできないという人の多くはそのための具体的な行動をとることで劇的に物事が進みます。
ここであれば、銀行の口座開設の手続きをすすめる、あるいは自動送金や自動入金の手続きをするといった具合です。こうしたことを初めて第1歩を踏み出しましょう。それだけで多くの読むだけで行動しない人との差は大きくなります。
さあ、今すぐ行動しましょう。
貯金を進める上で気を付けたい注意点
貯金をしていくうえでの、一点注意として、どうしても生活費用の預金では対応できない時にどうするべきか?という時の対応です。
貯金口座のお金はなるべく手を付けるべきではありませんが、借金をするくらいなら貯金口座に手を付けるべきです。
なぜなら貯金で得られる預金金利とカードローンやキャッシングなどの借金の金利との間に大きな差があるからです。借金返済(繰り上げ返済)は最良の資産運用であるという言葉もあるように、借金をするくらいなら貯金を取り崩しましょう。
無駄に金利というコストを支払うくらいなら、貯金専用口座から資金を取り崩して、生活面を安定してから貯金のやり直しを図るべきです。
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