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【2022年最新版】ネットバンク15社の普通預金と定期預金金利を比較
ネットバンクで口座開設を検討している方必見!ネットバンク15社の金利を定期預金、普通預金それぞれ比較!また、メガバンクや地方銀行などの金融機関との比較もご紹介いたします。
※なおこちらのネットバンクという表現にはネット専業銀行だけでなく、ネット取引専用口座などの「ネット支店」の口座も含めて比較していきます。
【比較対象とする15のネットバンク(ネット支店)】
- イオン銀行
- 東京スター銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- 楽天銀行
- PayPay銀行
- SBI新生銀行
- auじぶん銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- オリックス銀行eダイレクト預金
- あおぞら銀行BANK
- ローソン銀行
- 大和ネクスト銀行
- 静岡銀行インターネット支店
- SBJ銀行
こちらでは、いつでも引き出せる「普通預金」と一定期間預けることで少し高めの金利が付く「定期預金」という預金商品について、各ネットバンクごとの金利を徹底的に比較していきます。
超低金利時代と呼ばれる時期が続いていますが、その超低金利下でも減らすことが許されない資金の運用においては預金の重要性は高いです。
上手に付き合っていきましょう。
【普通預金の金利比較】普通預金金利は銀行によって圧倒的な差がある
普通預金金利はマイナス金利政策の導入以降は都市銀行などでは「0.001%」というバカげた金利が適用されています。100万円預けても金利はわずか10円です(税引き後は8円)。
一方で、ネット銀行の中にはこの普通預金金利を都銀の100倍以上で提供している銀行もあります。
ネットバンクの中で普通預金金利が高いのは以下の銀行です。正直、この後のコンテンツの大部分が無駄になる話なのですが、あえて定期預金を選択しなくても、こちらの4銀行の普通預金で十分だったりします (;^_^A
- あおぞら銀行BANK:年0.2%(税引前)(変動金利)
- GMOあおぞらネット銀行:0.11%
- 東京スター銀行:0.10%
- 楽天銀行:0.10%
といった具合です。ただ、あおぞら銀行BANKを除き、他の銀行はこの好金利の普通預金金利が適用されるのには条件があります。証券会社の口座開設か、クレジットカードの作成です。
ちなみに、上記以外の銀行はネット銀行であっても、超えられない壁レベルで金利が低いです。
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越えられない壁
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- 住信SBIネット銀行「ハイブリッド預金」:0.01% (SBI証券口座開設者)
- PayPay銀行:0.01〜0.005%
となっています。上記で紹介した銀行と比較して、金利水準は1/10以下です。まさに超えられない壁となっています。
口座開設だけで好金利の普通預金がつかえる、あおぞら銀行BANK
普通預金の金利が最高に高いのは「あおぞら銀行BANK」です。金利水準は年0.2%(税引前)(変動金利)となっているうえ、特に条件もありません。口座開設するだけでこの好金利な普通預金を利用することができます。
2022年5月2日では最高の金利水準。普通預金で運用する前提なら、確実におすすめできる銀行ですね。定期預金との比較を含めても、現状ではベストの銀行と評価できます。
証券口座との連携が必要なGMOあおぞらネット銀行と楽天銀行
- GMOあおぞらネット銀行:0.11% (証券コネクト口座)
- 楽天銀行:0.10% (マネーブリッジ設定)
の両行とも、この金利が適用されるのは、それぞれのネット証券の口座開設と連携が必要になります。
証券会社といっても口座さえあれば問題なく、投資に興味がなければ投資をする必要はありません。 条件としては非常に緩いですね。
いずれの証券会社もスペックの高い人気の高い証券会社となっています。もちろん、口座開設は無料ですし年会費などもかかりません。
給与口座指定で金利アップの東京スター銀行
東京スター銀行はある意味取り組みやすいです。給与口座に指定して給与振り込みがあるだけで普通預金金利が0.1%にアップします。
条件としてはこちらも満たしやすいはずです。
ネットバンクの定期預金は金利が高いのか?
続いては定期預金です。
定期預金は3か月、6か月、1年、3年といったように一定の期間、預金を引き出さないことを前提とする代わりに普通預金よりも高い金利が付くのが一般的です。
ネットバンクの定期預金金利はその他の銀行と比べると金利は高めです。
銀行名 | 3カ月定期 | 6カ月定期 | 1年定期 | 3年定期 |
---|---|---|---|---|
イオン銀行 | 0.02% | 0.02% | 0.02% | 0.02% |
東京スター銀行 | 0.002% | 0.002% | 0.002% | 0.002% |
ソニー銀行 | 0.01% | 0.13% | 0.13% | 0.02% |
楽天銀行 | 0.02% | 0.02% | 0.03% | 0.03% |
PayPay銀行 | 0.02% | 0.02% | 0.02% | 0.02% |
SBI新生銀行 | 0.01% | 0.01% | 0.01% | 0.01% |
auじぶん銀行 | 0.04% | 0.03% | 0.05% | 0.03% |
GMOあおぞらネット銀行 | 0.02% | 0.03% | 0.03% | 0.02% |
オリックス銀行eダイレクト預金 | - | 0.10% | 0.12% | 0.20% |
あおぞら銀行BANK | - | 0.15% | 年0.2%(税引前)(変動金利) | 0.15% |
ローソン銀行 | 0.25% | 0.25% | 0.03% | 0.03% |
大和ネクスト銀行 | 0.05% | 0.05% | 0.05% | 0.05% |
静岡銀行インターネット支店 | 0.082% | 0.082% | 0.082% | 0.082% |
SBJ銀行 | 0.03% | 0.03% | 0.12% | 0.15% |
2022年5月2日現在
こんな普通になっています。日銀のマイナス金利政策によって預金金利自体はやはり低めです。ただし、大手の都市銀行などの預金金利と比較すると上記は決して低くありません。
- 三菱UFJ銀行:0.002%(3か月、6か月、1年、3年のすべて)
- ゆうちょ銀行:0.002%(3か月、6か月、1年、3年のすべて)
- 福岡銀行:0.002%(3か月、6か月、1年、3年のすべて)
となっており、ネットバンクの方が一般の銀行と比べると10倍以上の金利となっております。
一方で定期預金よりネットバンクの普通預金の方が金利が高い
上記の定期預金金利と比較して考えたいのが、「普通預金金利」との比較になります。冒頭でも、紹介したように、一部のネットバンクは通預金金利をかなり高めに設定しています。
- あおぞら銀行BANK:年0.2%(税引前)(変動金利)
- ローソン銀行(300万円以上預金):0.15%
となっているわけで0.15%を下回る金利で預けるくらいなら普通預金に入れておく方が金利面でも有利ということになってしまいます。
定期預金の方が途中で引き出せない(解約すればできないわけじゃないんですが)、というハンディを背負っているにも関わらず金利が低いというのはちょっと考え物ですよね。
金利水準であおぞら銀行BANKの普通預金金利を超えるのは、主要15ネットバンクの中では、オリックス銀行のeダイレクト預金(3年満期)だけです。
預金を最高効率でというようならオリックス銀行のeダイレクト預金がおすすめということになります。
普通預金・定期預金などの預金金利で選ぶおすすめのネットバンク口座
以上を踏まえた上でお勧めの銀行をピックアップしていきます。
1位:あおぞら銀行BANK
普通預金金利の高さが圧倒的。とりあえず運用性だけを考えるのであれば、こちらに入れておけば問題ないでしょう。とりあえずの貯金用の銀行として最適です。
ゆうちょ銀行のATMから自由に引出ができるなど利便性も高いです。
2位:オリックス銀行eダイレクト口座
定期預金金利水準の高さが特筆すべき銀行です。キャッシュカードがなく、基本的に振り込みによる入出金が必要になるなど、利便性は微妙なところもありますが、むしろ引き出しにくい=預金し易いというようにいい方に考えることもできます。出金する際の振込手数料は回数制限がありますが無料です。
3位:東京スター銀行
貯金としての性能(預金金利)に加えて利便性(使い勝手)も重視するなら東京スター銀行がおすすめです。給与振り込み口座への指定が必要ですが、社会人であればハードルはそこまで高くないと思います
・預金金利(普通預金)が高め
・ATM手数料が実質無料
・他行振込手数料も実質無料
定期預金の金利の過去推移
以下は2007年から2021年までの3カ月満期、6カ月満期、1年満期、3年満期の定期預金の預金金利を時系列に直したグラフです。
グラフだけでは見づらいと思いますが、定期預金の金利はずっと右肩下がりです。
2008年10月から大きく金利が下がり始めました。 これはご存じ「リーマンショック(2008年9月)」による影響ですね。
さらに2016年1月には日銀のマイナス金利政策が実施されたこともあって定期預金金利もほぼゼロ水準となっています。現在では「もうこれ以上下がる余地が無い」というくらいにまで下がっているというのが現状です。
上記の定期預金の金利グラフは、都市銀行等の一般銀行の影響を大きく受けているのでネットバンクの金利水準はそれより上ですが、それでも低水準です。
なので、賢い預金者としては「キャンペーン金利」を活用していくのが定期預金を上手に活用するポイントになっていると思います。
※上記データは、ネットバンクの金利ではなく、定期預金の期間別平均金利(新規受け入れ分)となっています。上記金利情報は日本銀行が発表した統計情報をもとに、マネーナビ管理にが独自に作成したものです。
銀行の普通預金や定期預金の金利についてのQ&A
よくきく、預金金利に対するQ&Aをまとめていきます。
預金額によって定期預金金利は変化するのか?
銀行によって異なりますが、1口の定期預金の金額が大きくなるほど、預金金利が高くなる銀行もあります。一般的には300万円未満、300万円以上、1000万円以上で区分されることが多いです。
銀行の金利は、何の前ぶれもなくある日突然変えられることはあるのか
普通預金に関しては、変更される可能性があります。
一方で定期預金については預金期間中は金利が変更されることはありません。3年満期の定期預金に預け入れをした場合、3年間はその決められた金利が適用されます。
定期預金は期間中に解約はできるの?
可能です。ただし、その場合は中途解約金利という、通常の金利よりも低い金利で計算されます。たとえば、0.3%の定期預金(3年)を1年で解約した場合、あずけた1年分の金利は付きますが、0.3%ではなく、0.0001%というような低い金利が付与されることになります。
なお、通常の定期預金は途中解約しても元本割れすることはありません。
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