仕組債とリスク
仕組債(しくみさい)とは、オプションをはじめとした高度な金融技術を活用して組成される債券のことを指します。近年多くの仕組債が証券会社などを通じて開発・販売されています。従来は富裕層向けの投資商品とされていましたが、近年では一般にも販売されるようになってきています。債券の一種ではありますが、リスクがわかりにくく、また高いリスクを持つものもあります。
仕組み債の種類と特徴
EB(Exchangable Bond):他社株償還債券
EBとはある一定後1〜3ヵ月後の株券の価格(当初に設定する銘柄)が基準値を上回っていれば、現金償還、基準値を下回っていれば株券で償還されるという債券です。利回りは債券の種類によって異なりますが、比較的値動きの激しい銘柄では年率換算で10%以上の金利が貰えます。
CSL
CSLは、株券を証券会社に預け、その後基準日に株価が一定以上になっている場合は、現金で償還(利息が付与)一定以下の場合はそのまま株券で償還(利息が付与)されます。金利も銘柄によりますが5%以上のものもザラにあります。
コーラブル債
発行体の選択で債券を期前に償還できる権利が付いている債券。期限前の償還請求権を投資家が発行体に与えている債券となり金利が高めとなる。
日経平均リンク債
日経平均の価格に対してリンクしている債券。通常は、一定のノックイン価格を日経平均が下回らなければ、高い金利を受け取ることができますが、逆に下回った場合は大幅に元本を下回り、償還されてしまうこともある。
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