横並びの預金金利とネットバンク
預金の金利はどの金融機関も似たり寄ったりの水準です。預金というものは、銀行に対する貸付です。普通、お金を貸すときは、その相手の信用力に応じて金利を決めるのが経済的です。例えば、不良債権がない健全な銀行と、たくさんの不良債権を抱えている銀行とでは、信用力に違いがあるはずです。ですが、銀行ごとの金利はほとんどかわりません。ただし、銀行が発行している債券(借金証書)を見てみると各銀行ごとにその金利は結構違っています。
預金と貯金の金利の決まり方
預貯金の金利については、一般的に公定歩合と呼ばれる短期金利を基本に各社(行)横並びの金利水準が設定されています。これが戦後からずっと継続されており実際に預金者はあまり疑問を感じずに来たわけです。
たしかに、銀行預金が100%元本保証商品でしたら、それでも問題はありませんが、ペイオフ解禁により銀行が破綻し、その際には1000万円を超過する部分の預金は保護の対象外となるかもしれないとなっても同じというのは納得できないこともあります。
例えば、大手都市銀行が発行している債券については年数などの条件が同じものであってもその金利が異なっていることからもわかりますが、市場におけるそれぞれの銀行で破綻リスクは血が手います、現在のところこうしたリスクが預金金利に反映されることはないようです。
預金者を集めるといった観点からの預金金利
最近では、ネットバンクと呼ばれるインターネットを利用した銀行では都市銀行などの普通銀行よりも高い金利での預金を提供している銀行があります。「例)ネットバンク金利比較」
このように、最近では、一部の銀行において預金者を多く集めるためにより魅力的な金利をもって預金者獲得を図ろうとしている銀行もあるようです。
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