投資による儲け(利益)とそれに対する税金
まずは投資と所得税の関係について勉強しましょう。投資といっても普通預金から外貨預金、株式投資、投資信託、FX(外国為替証拠金取引)など様々な投資があり、それぞれにおいて所得税(譲渡益・利子配当課税)があります。ここでは、それらの基本を学びましょう。
投資によってかかってくる税金
投資をはじめとした資産運用ではそこで得た利益(収入)も「所得」とみなされます。給料をもらうと「所得税」が取られるように、投資や運用によってえた収入に対しても税金がかかってきます。
・利子所得
銀行預金や外貨預金、債券などのクーポン収入などが基本とされます。源泉分離課税の対象で原則として収入からは予め税金が控除されていますので、確定申告をする必要はありません。
・配当所得
株式を保有することによる所得です。上場企業の配当(証券取引所で売買できる企業の株式配当)の場合は源泉徴収の対象となっていますので確定申告をする必要はありません。
・譲渡所得
株式等を譲渡した場合にでた利益(所得)のことです。原則として確定申告が必要になります。株式の売買やFX(くりっく365)による為替差益などが含まれます。ただし、株式譲渡益について「特定口座(源泉徴収あり)」を選択した場合は源泉徴収となりますので、確定申告は不要です。
・雑所得
いづれにも該当しない所得です。FXによる売買益(スワップ収入を含む)や外貨預金の決済差益なども雑所得に含まれます。
1円でも確定申告が必要な所得があれば申告する必要があるのか?
例えば、外貨預金をやって、年間で100円の為替差益が出たとします。果たしてこの収入部分は確定申告をしなくてはならないのでしょうか?
答えは申告する必要はありません。サラリーマンの場合は年20万円、専業主婦の場合は38万円(所得税の基礎控除額)未満であれば確定申告が不要とされています。そのため、これ未満の所得であれば所得が生じたとしても確定申告をする必要はありません。(よって税額も0円になります)
[注意]本情報はあくまでも一般論として掲載している情報です。また、制度の変更等に伴い正しくない情報が掲載されていることもあります。ご自身の税金に関してはご相談されましてもご回答できません。税理士さんなどの専門家や税務署に直接お問い合わせください。
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