CRSファンドとバイスファンド
CSR(企業の社会的責任)という言葉はご存知だと思います。これは、企業として利益のみを追求するのではなく環境だとか社会の発展だとかそういった社会的責任をとるべきだ。という発想に基づいたものです。
そこに注目して、投資信託の中にはCSRファンドというものがあります。CSR度の高い企業は社会的に評価され、株価としても良いパフォーマンスをあげることができるに違いない。というものです。
しかし、蓋を開けてみると実はファンド自体の成績は芳しく有りませんでした。
逆に、アメリカにバイス(悪徳)ファンドというものがあります。別にこのファンドは非合法な企業に対して投資するというものではなく、タバコ、酒、ギャンブル、兵器などに関連する企業に投資するファンドです。
こちらのファンドは非常に良い成績をあげています。
道徳と悪徳では、今のところ悪徳がどうも株式市場からは評価されているようです。というよりも、悪徳(バイス)企業の業績は好調つまりは、人は奇麗事を言っても結局は欲望の方が強いってことですかね。。
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