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外国為替取引とは何か?
外国為替取引というのは、基本的には「通貨」と「通貨」のやり取りです。 多くの国では通貨の交換は「変動相場」を採用しています。たとえば、日本円と米ドルを交換する場合のレートは常に変動しています。この交換レートに応じて、通貨同士を取引することが「外国為替取引」となります。ここでは、外国為替取引における基本のきを紹介していきます。
外国為替とは
外国為替とは、通貨が異なっているそれぞれの国の通貨同士を交換することをさします。例えば、日本では通常モノやサービスの代金は「円」で支払われますが、日本で作ったものをアメリカで売るときには「ドル(米ドル)」で決済されることになります。
その場合、米ドルは日本に持ち帰っても使うことができませんので、その米ドルを円に交換する必要があります。こうした通貨と通貨の交換のことを「為替取引」とよびます。
為替取引は一定の「為替レート」という交換基準があり、それを元に行われるのが一般です。戦後しばらくは「固定相場制」と呼ばれ、1米ドルは360円に固定されていましたが、ブレトンウッズ体制により「変動相場制」へと移行しており、現在では市場での取引で通貨と通貨の交換は原則として変動相場となっています。
為替レートはどうやって決まるの?
外国為替取引は市場によって決まります。
ただし、株式のように証券取引所があるわけではありません。為替レートは「インターバンク市場」と呼ばれる銀行による大口取引が行われており、ニュースなどで目にしている為替レートはその参考価格になっています。
そこで決められる値段(為替レート)は需要と供給で決まってきます。
株と同じように、円を買ってドルを売りたいという人が多いと円高ドル安になります。
その背景を考えようと思うと、経済成長や金利差、政治的思惑など様々な要因が複合的に絡み合ってくることになります。
こうしたことについて詳しくは「為替レートの仕組みと見方」でも詳しく解説しているのでこちらもご参照ください。
実需の売買と投機筋による売買
日本で物を仕入れて海外で売るという場合を考えても、日本で物を仕入れるのは円でできますが、アメリカにそれを持っていって売ったら、「米ドル」で売ることになります。
日本では米ドルは使えないので、アメリカでの売上金(米ドル)は日本円に交換する必要があります。その時に米ドルと日本円とを交換することが「外国為替取引」になるわけです。
こうした取引を「実需(じつじゅ)による売買」といいます。その一方で直接的にお金をやり取りする必要はないけれども為替レートの変動などを利用して利益を上げようという取引をする人たちもいます。こうした取引を「投機筋による売買」といいます。
世界の金融市場による取引では、実際のところ投機筋による売買の方が大きいのが現状です。
外国為替で投資をするとはどういうこと?
さて、本題に戻りますが、外国為替の投資とはいったいどういうことが挙げられるのでしょうか?大きくは「為替差益」と「金利(利回り)」「資産の分散」による投資が一般的です。
為替差益を目指す投資
為替差益とは、通貨間の為替レートの変動による差益をとるというものです。例えば、1ドル100円でドルを購入した後に、1ドルが105円にまで「円安」になったとします。この場合、購入したドルを円にもどせば、1ドルにつき5円の利益を生むことができます。
こうした利益のことを「為替差益(かわせさえき)」と呼びます。
金利(利回り)を目指す投資
金利を目指す投資は一般に通貨間の「金利差」に注目した投資です。例えば、円の預金金利が1%で米ドルの預金金利が3%であるとすると、円で運用するよりもドルで運用した方が利回りが高くなります。そのため、円でなく、ドルで運用するという意味が強くなります。金利を目指す投資では、主にこうした高金利通貨への投資が一般的に行われます。
資産の分散投資という観点からの投資
通貨に対する投資と分散投資という観点で投資をしている人は少ないかもしれませんが、個人的には非常に重要だと思うので紹介します。通貨というものも一つの投資商品であることはこれまでの説明でお分かりいただけかもしれませんが、私たち日本人は通常資産の大半を「円単位」で保有しています。しかし、世界的に見れば日本の円というのも単なる通貨の一つであるというわけです。将来的に日本経済が破綻とはいわなくても落ち目になった場合、日本の通貨としての価値は下落してしまいます。すると、諸外国からの輸入におおくを頼っている日本は物価の大幅な上昇などに見舞われるリスクがあります。
こうした際に、資産を外国通貨で持っていれば、円の価値が下落しても相対的に外国通貨の価値が値上がりしますので、資産価値が大きく減少するというリスクに備えることができます。
現在世界的に主要に取引されている通貨は「ドル」と「ユーロ」です。一時期はドルの一人がちでしたが、近年ではユーロも大きくシェアを伸ばしてきています。このように資産の一部を外国通貨で持つということはリスクの分散という意味もあるということを覚えておいてください。
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