DMM FX | 総合力No1。業界最狭水準の取引コストが魅力 |
GMOクリック証券FX | トレードツールの使い勝手も○。大手ネット証券の安心感も高い |
マネーパートナーズ | 小額からのFX取引が可能。海外旅行などに行く方にもおすすめ |
FX取引のメリットとデメリット
FXのメリットとデメリットでは、外国為替証拠金取引を行う上でのメリットやデメリットについて、FXで生じる利益やメリットの他、具体的にFXにはどのようなリスクが潜んでいるのかについてわかりやすく説明していきます。
FXのの取引によるメリットとデメリットは表裏一体
FX(外国為替証拠金取引)は「FXとは」で説明したように証拠金を金融機関に預け入れて、その資金を元に元での数倍〜数十倍の外貨を売買することができる仕組みとなっています。
そこで、このFX取引を利用することでの旨み(メリット)とそのリスク(デメリット)についてわかりやすく説明していきます。
レバレッジ効果で資金を効率的に運用できる反面取引による損失リスクが拡大する
FXでは、預けている資金の10倍、20倍といった為替取引が可能となります。つまり、投資資金が少なくても、大きな利益を獲得することができる半面で、損失が出た場合も投資資金に対して大きな比率での損失がでる可能性があるというリスクがあります。
たとえば、100万円の投資でレバレッジ10倍の取引を考えてみます。この場合約1000万円の投資をすることが可能となります。仮にこの通貨の金利が2%だとすると1年間で得られる金利収入(※)はおよそ20万円となり、投資元本に対する利回りで見るとなんと20%もの高金利が付いている計算になります。
※実際のFX取引において金利はスワップポイント(スワップ金利)で換算されます。
また、為替レートが1%変動した場合を考えましょう。1%円安(外国通貨高)になった場合はおよそ10万円の利益、対して1%円高(外国通貨安)となった場合はおよそ10万円の損失がでる計算になります。
たったの1%の為替変動で元本からみると10%もの変動があるということになります。これがFXの投資としても魅力であり、逆にハイリスクといわれる理由です。
レバレッジについては「投資とレバレッジとリスクに対する正しい理解をしよう」でも詳しく説明しています。
24時間取引できる反面で深夜にも為替レートが変動する
FX取引の魅力としてほぼ24時間取引ができるという利点があります。特に昼間仕事などで忙しい人の場合などは、仕事が終わった夜にでもFXによる為替取引ができるというのはメリットといえるでしょう。ただし、逆を言えば夜寝ている時間帯でも為替レートは動いてしまうという点がデメリット(リスク)としても考えられます。
為替相場は時として急激に動くことがあります。そうした場合夜は利益が出ていたのに朝になってみてみたら損失がでていたということもあります(もちろん逆もありますが…)。こうした場合に備えてFX取引をする場合、「損失確定」のラインを決めておくことが重要になります。例えば為替レートがいくらまで動いたら損失がでるけど売っておこうというような注文です。
こうした要望によって多くのFX業者では、こうした注文が簡単にできるようになっています。詳しくは「FXの注文方法」の項目で解説していますのでそちらを参考にしてみてください。
ちなみに、このデメリットはFXだけでなく、すべての外貨投資全般にいえることです。
逆に、24時間変動している状況で24時間いつでも取引をすることができない他の外貨建て商品は為替レートが急変しても「指をくわえて待つ」しかできないわけです。
そう考えると外貨投資において24時間いつでも注文を出せるFXは他の外貨商品と比較して大きな強み(メリット)を持つといえそうです。
その他のFX取引の特徴
以下の点はFX取引の特徴です。
- 売り(ショート)も可能
- 円を含まないポジションの取引も可能
- 取引コストが他の為替取引よりも圧倒的に安い
- 外貨決済系のサービスが利用できる業者もある
売り(ショート)も可能
FXは証拠金取引ですから、買いからだけでなく、売りからでも取引をすることができます。これが外貨預金や外貨MMFなどとの大きな違いで、価格上昇局面だけでなく価格下落局面でも取引により利益をあげることができるようになります。
FXでは売りからでも取引をすることができます。どういうことかというと、、106円で購入し110円で売るのはいいのですが、110円の段階で持っていない分のドルも売ることができるのです。そして98円にまで下落したときに買い戻しを行い、その分の利益もえることができるのです。
運用資産額を1万ドル分だとすると、106円で1万ドル買い、110円で買っていた1万ドルを売り、追加で1万ドルを売り、98円で110円で売っていた1万ドルを買い戻し、さらに1万ドルを購入、105円で1万ドルを売却といった投資が可能となります。
ちなみに、このショート取引は外国株投資などをしている方が「為替リスクをヘッジ(回避)するための手段としても活用できます。
たとえば1万ドル分のアップル株を買うけど、1万ドル分だけドル円をショートしておけば、純粋にアップル株の値上がり、値下がりだけが収益になります。
円を含まないポジションの取引も可能
通常の為替取引では、私たちが通常を持っている資産である「円」をベースにしか取引ができません。
例えば、ドルを買うという場合は円を売ってドルを買うという方法しかできません。しかしFXの場合、例えばドルがユーロに対して強くなると思えば、ユーロを売ってドルを買うという事も可能になります。
取引コストが他の為替取引よりもあっとうてきに安い
FXにおける最大の特徴の一つである手数料の安さがやはりFXの大きなメリットの一つでしょう。外貨預金などの手数料と比較して1/10〜1/100程度の手数料(FX取引業者によっては無料)で外貨投資を始めていくことが可能です。
外貨投資で利益を出す方法は「為替差益」と「金利」の二つが主なポイントとなります。その中で、為替差益という利益の源泉においては手数料の高低が非常に大きな違いを見せることになります。
外貨運用の世界では皆同じ条件で勝負することになりますので、手数料が安い取引媒体を用いたほうがより有利に運用を進めていけると考えることができます。
外貨決済系のサービスが利用できる業者もある
たとえば、FXの仕組みを利用して、海外旅行時の為替決済に活用できたりする事業者もいます(マネーパートナーズなど)。 普通に両替サービスやクレジットカードの外貨決済を利用するよりも低コストで外貨決済が可能になります。
・FX比較ランキング 1位:DMM FX・・・(取引コストの安さに加えてトレードツールも使いやすい) (ランキング情報の根拠について)
|