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国際収支が為替レートに与える影響
国際収支理論とは、為替の変動要因を「国際収支」という指標によるものだという説で、英国の経済学者G・J・ゴッシェンという人が提唱した為替理論の一つです。
国際収支理論とFX投資
国際収支とは、ある一定期間に生じた国家間の経済取引の明細と帳尻を合わせたもので、「経常収支」「資本収支」からなります。国際収支論によると、為替相場は需給により決定し、その需給は国際収支で決まるものであるという説です。
つまり、国際収支論においては、為替の変動の要因として「経常収支=貿易収支」に注目するもので、経常収支が赤字の場合自国通貨を売り、外貨を買うという現象が発生します。
これは、例えば、日本とアメリカという二つの国しかないとして、日本と米国の貿易収支(経常収支)がそれぞれ100万ドルプラスと100万ドルマイナスだった場合、日本にはドルが100万ドル分入ってきます。
すると、日本の企業はそのドルを円に買えるため、ドル売り円買いという行動をおこします。これにより日本円が高くなり、米国ドルが安くなるという現象がおきるのです。これが、国際収支による為替変動理論です。つまり、貿易黒字国の通貨は高くなり、逆に貿易赤字国の通貨は安くなるというものが国際収支論における為替分析理論にあたります。
国際収支理論の利点
国際収支理論においては、実質的な通貨の需給に基づき考えられている理論であるので、実質的な資本移動の流れを読み解く事ができる。
国際収支理論の問題点
確かに、100年近く昔であれば、国際収支における「経常収支=貿易収支」の割合が大きかったため有効であったかもしれないが、近年では全体における割合のうち、経常収支でなく資本収支の割合の方がはるかに大きくなりました。
このため、実需における為替売買よりも、金融的な取引である資本収支による為替相場への影響のほうが大きいため、国際収支理論により為替レートを予想するのは現実的とはいえない。
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