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勤務（勤続）年数のカード審査への影響
勤務年数（勤続年数）はクレジットカードの審査においてかなり重視される点の一つです。勤続年数が短い場合は統計上、会社をやめる可能性が高いのでその分不利になります。一般的には3年以上の勤続年数がボーダーといわれることが多いです。
たとえ大企業であっても１年未満の新卒だとカード審査に落ちることも少なくありません。
勤続年数の長さは「大きな信頼につながる」と考えてください。逆に、長年務めた会社を辞めると言う場合でカードの申し込みをしておきたい場合、会社を退職する前に申込をしておくことをお勧めします。
勤続年数は長い方がより安定した人と考えられる
クレジットカードの審査の基本は「どれだけ将来稼ぐ能力があるか？」ではありません。「毎月安定的にカードを利用してくれてその代金をキチンと支払ってくれるか？」が問題となります。
そのため、外資系会社などを転々としており年収は高いけど、勤続年数は短いという方は、カード会社から見れば「若干安定していない」と判断されることもあります。住宅ローンなどの場合もそうですが、「長く働いている＝安定している」と判断されます。
一般的な基準としては「最低でも1年以上勤務していること」が最低条件としているクレジットカード会社が多いです。ただし、新入社員（新社会人）などを対象としたカードの場合はこういった点があまり重視されないカードもあります。
また、自営業を営まれている方などの場合は「開業から3年以上の経営」などとなっていることもあります。起業する場合は起業前にカードを作っておけ。とよく言われますが、それはこうした背景もあるのです。
出向、転籍となった場合はどうなる？
仕事の都合で出向や転籍となったような場合の「勤続年数」についてはどうするべきなのでしょうか？
まず、出向の場合、籍は元の会社にありますので、勤続年数は元の会社を含む年数で問題ないと思います。備考欄があればその旨を記載してもOKです。
一方の転籍の場合は会社員としての「籍」が別の会社に移ることになりますので、勤続年数についてもリセットされて１年目からになるというのが一般的な解釈となるはずです。ただし、ローン審査やクレジットカード審査の場合などには、そこらへんは結構柔軟に考えてくれるので、あまり神経質になる必要はありません。
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