- クレジットカード積立投資を徹底比較
投資信託の積立でポイントが貯まるクレカ積立がお得
かぶオプで証券会社を比較
「かぶオプ」とは東京証券取引所が提供している「株券オプション」のことです。東京証券取引所に上場している「個別株式」を対象としたオプション取引となります。トヨタやソニーなど大手企業の株式オプション取引となります。
大変面白いサービスだと思っていたのですが、大手ネット証券のSBI証券、auカブコム証券が取り扱いを終了してしまったので、使うのにハードルが上がっています。
かぶオプの特徴
かぶオプとは、「オプション取引」の一種です。オプション取引というととても難しい、またはハイリスクな投資だと思っている方も多いかと思います。
（参考：オプション取引とは）
しかしながら、上手に活用すれば株式オプション取引というのはリスクを回避するための手段としても活用することができます。
・コール
買う権利。たとえばトヨタの株式を3200円で買うことができる権利。
・プット
売る権利。たとえばトヨタの株式を3000円で売ることができる権利。
・オプション料
上記のコールやプットを買う権利の料金。オプション料は市場で決まります。ちなみに、コールやプットの売り手はオプション料を受け取ります。
これらの「コール」や「プット」を売買することができます。オプションの特徴は、コールやプットを買った場合、あくまでも「買う（売る）権利」を買っただけなので、権利を放棄するということができます。
そのため、たとえば、トヨタの株式を3000円で売る権利（プット）を買ったとします。この場合、トヨタの株価が3000円を下回らなかった場合には権利を放棄するだけでよいのです。
ですからオプション取引の場合、コールやプットを買った場合のリスクは「支払ったオプション料が上限」ということになります。ですから決してリスクが高いわけではありません。一方で、オプションの売り手は、買い手の要求に応じる義務があるためリスクは無限大となります。
現物株＋プットの買いでリスクヘッジ
たとえば、トヨタの株を保有しているとします。もちろん今後株価が上昇することを考えて投資をしているわけですが、価格が下がってしまうリスクを下げたいと考えているとします。
このとき、トヨタの現物の株式を持ったまま、「かぶオプ」を使って トヨタの株をプットするとします。
例）
現物：トヨタ自動車：3000円＠1000株
プット買い：トヨタ自動車：3000円＠1000株 オプション料3万円
株価が上昇して3500円になった場合
現物：（3500-3000）×1000株＝50万円
プット買い：オプション料-3万円
トータル損益：47万円
株価が下落して2500円になった場合
現物：（2500-3000）×1000株＝-50万円
プット買い：（3000-2500）×1000株＝+50万円 オプション料-3万円 合計47万円
トータル損益：-3万円
株価が下落して2000円になった場合
現物：（2000-3000）×1000株＝-100万円
プット買い：（3000-2000）×1000株＝+90万円 オプション料-3万円 合計97万円
トータル損益：-3万円
上記のように、オプション（プット買い）を使うことで、トヨタの株価が値下がりした際のリスクを一定に抑えることができます。3000円でプットを買っているので、株価が値下がりした場合の最大リスクは支払ったオプション料である3000円となります。このようにリスクを限定できるのがオプション取引の良いところです。
これがオプションを使った「ヘッジ取引」です。
このほかにも、現物と組み合わせた様々な利益確定手段があります。
※オプション取引は普通の株式投資よりも複雑でたくさんの数字が出てきます。株式投資は初めてという方がいきなりオプション取引を始めるにはハードルが高いのでご注意ください。
株式投資のパートナーである証券会社は自分の投資スタイルや目的にあった証券会社を選びましょう。 ・証券会社比較ランキング ＜目的別おすすめの証券会社＞ ・外国株投資がやりたい ・投資信託投資がやりたい ・国内株/IPO投資に興味 ・株主優待投資がしたい |
