個人型確定拠出年金(iDeCo)で証券会社・銀行比較
個人型確定拠出年金は「個人型確定拠出年金をゼロから優しく解説」でも紹介しているように、老後の資産形成において税制面で大変優遇された制度となっています。2017年1月以降は、これまで加入できなかった企業年金のあるサラリーマン、公務員、主婦も加入対象となり、ほぼ誰でも加入できるようになりました。
そんな個人型確定拠出年金(iDeCo)について「どこではじめるか」も重要です。
このページでは、証券会社・ネット証券が提供している個人型確定拠出年金(iDeCo/401k)のサービスについて手数料や取扱商品などを中心に徹底的に比較していきます。
ちなみに、個人型確定拠出年金の口座は一人一口座しか持つことができません。
個人型確定拠出年金をどこで始めるかを選ぶポイント
手数料 | なんといってもこれが一番重要です。個人型確定拠出年金は維持手数料(口座管理手数料)が必ず必要になります。ここをできるだけ抑えることは特に個人型確定拠出年金を始める初期ほど重要です。 なお、個人型確定拠出年金の手数料は 1)国民年金基金への手数料:96円 となっています。(1)、(2)は共通なので、この手数料は同じです。変わってくるのは口座管理手数料の部分です。この部分の手数料に注意しましょう。もちろん安い(無料)がいいに決まっています。 |
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取扱商品 | 個人型確定拠出年金は銀行と証券会社で扱えますが、運用可能な商品の種類を見る限り、銀行を選ぶ価値はほぼありません。 金利がゼロに近い現状では定期預金などの元本確保性の運用は月額手数料を考えると逆にマイナスになります。 運用益非課税といったiDeCoのメリットも考えるとやはりメインは投資信託などによる運用が中心になります。なので扱っている投資信託が豊富か、また長期投資に適したローコストなインデックスファンドを扱っているかをしっかりと見極めましょう。 |
ちなみに、比較と書いていますが、2017年9月現在において、個人型確定拠出年金で証券会社を比較するほどは利用できるところは多くありません。
- 運営管理機関手数料が無料であること
- 取り扱っている投資信託が低コストファンドで、種類も豊富であること
という2点を満たしている銀行、証券会社が大変少ないからです。
現状では、マネックス証券、楽天証券、SBI証券の3つの金融機関がこれらの条件を満たしています。個人的にはこの3社のいずれかを利用するという選択肢がベストかと思います。
別の証券会社から移管や企業型401kからの切り替え
すでに企業型401kに過去加入いしていた方や、別の証券会社で個人型確定拠出年金をやっているけど証券会社(銀行)を変えたいという場合は、移管手続きが必要になります。
移管手続きは移管先の証券会社のホームページで行えます。
ランキング1位:楽天証券
2016年からサービス開始。圧倒的な手数料の無料条件の低さが魅力。 正直言って、個人型確定拠出年金であれば2017年現在楽天証券が一番おすすめです。 運営管理機関手数料は無料(別途信託銀行+国民年金基金連合会の手数料で167円は必要)となっています。 取り扱っているiDeCo用のファンドも低コストのインデックスファンドとなっています。 三井住友・DC日本株式:0.2052% 2017年で個人型確定拠出年金を始めるなら一番おすすめです。 |
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ランキング2位:SBI証券
401kの実績では長い経験を持つネット証券。2017年5月には手数料無料化!! SBI証券も他の401kのサービスを提供している全証券会社です。 手数料面ではやや楽天証券に負けていましたが、2017年5月に金融機関手数料(運営機関手数料)を無料化しました。 取り扱っているファンド(投資信託)の種類も豊富で年金運用戦略の幅が広下られるのはメリットです。一方で商品が多すぎて選べないという方もいらっしゃるようですが……。 以下はSBI証券のiDeCoでとりあつかっている代表的なインデックスファンドです。 DCニッセイ日経225:0.2052% |
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ランキング3位:マネックス証券
シンプルな商品構成と低コストファンドの取り扱い マネックス証券も2017年9月よりiDeCo(個人型確定拠出年金)のサービスを開始しています。 運営管理機関手数料は無条件無料となっており、楽天証券やSBI証券と同様です。 特徴ともいえるのが取扱ファンドです。SBI証券をさらに下回るローコストなインデックスファンドを多数そろえています。 DIAM DC国内株式インデックスファンド 0.17% |
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