主契約と特約
保険においては「主契約」と呼ばれる契約と「特約」と呼ばれる契約があります。主契約とは契約の基礎となる契約のことをさし、特約はその契約に付帯する保険となります。保障自体は主契約でも特約でも同じなのですが、主契約と特約の違いにより相違点もあります。
主契約と特約の違い
主契約(しゅけいやく)とは、保険契約における基本となる保障のことです。例えば生命保険の場合一つの生命保険に加入すると一般的に、死亡保険金や入院保険金など様々な保障が付くことになりますが、こうした保険においてもどれか一つの保障が主(つまり主契約)となっています。
対して、その主契約となっている以外の保障(オプション的な保障)のことを「特約」といいます。主契約と特約については例えば「入院した場合1日に付き10,000円の保証」となっている場合、その契約は主契約であろうが、特約であろうが変わることはありません。
しかし、特約というものは基本的に「従」の関係にある保険ですので「主」の契約である主契約が消失した場合はその保証が失われてしまうという点に注意が必要になります。
特約であることに注意が必要な事例
例えば世帯主が加入している生命保険に家族全員の医療保障をつけた保険があったとしましょう。そして、世帯主が死亡した場合、死亡保険金が保険金受取人に対して支払われます。
生命保険の場合、保険事故が発生して死亡保険金が支払われた場合主契約が消失します。つまり、このケースでは家族全員の医療保障の特約部分も一緒に消えてしまうことになるのです。
そのため、保険を契約する場合、主契約が特約よりも先に消失する恐れがある(または消失してしまった場合は困る)ような契約になるのは避けたいところです。

生命保険についての知識を自分で身につけ、それを使って賢く生命保険を見直すためのアドバイスサイトです。保険の基礎から、見直しの方法、そもそも保険が必要なのかなどを分かりやすく解説しています。 |