生命保険と保険金
生命保険といえば保険金の額をいくらくらいにするべきなのかを悩むこともあるでしょう。ここでは、生命保険を利用する際に保険金の金額をどの程度にするべきなのか?また、その算出方法などについても分かりやすく紹介していきます。
生命保険の本来の意味を考えましょう
生命保険というものは本来「万一の際に家族を守るもの」です。そのため、基本的には期待するものではなく、最低限の保障を考えるのが基本となります。そのため、保険金の額としても家族に最低限の生活を保障するためのものと考えましょう。
そのため、家族のライフステージに応じて必要になる保険金の金額が変わるのも当然です。まだ小さい子供がいっぱいいる段階では多くの保険金が必要になるかもしれませんが、子供がいない家庭や、既に子供が独立している場合などは保険金の額は前者と比べて少なくても問題ありません。
20代のころは、仮に自分が死んだとしても経済的に困窮する人はあまりいません。逆に結婚し子供が生まれると、子供を立派に成長させる為にかかる費用を補償できるようにしておく必要がありますので、必要保険金はぐっと上がります。
そして、子供が自立し始める頃からは、今度は奥さんだけを養えればいいわけですから必要な生命保険金の額はまた減少を始めます。
このように、生命保険というものは他の保険とは異なり、「今、自分がいなくなったら残された家族にはいったいいくらのお金が必要なのか?」ということを考える必要がある保険なのです。そのため、生命保険の場合、入ったときの契約内容をずっと続けるのではなく、定期的に生命保険を見直していく必要があります。
それでは、具体的に「いくらの保険金」が残される家族には必要となるのか?という点を具体的な算出方法を含めて解説していきます。
生活設計法による保険金算定
生活設計法(せいかつせっけいほう)とは、遺族が必要となる生活費について積み上げ式に計算していく方法です。一般的には、子供が独立するまで、妻が平均年齢まで生きると仮定した場合の保険金が設定されます。具体的な生活費をもとに計算しますので、必要な保険金額を算出しやすいのが特徴です。
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