主婦はイデコに加入するメリット無しって本当?
iDeCoは2017年1月から加入対象が拡大されています。その結果、これまでは加入できなかった「主婦」「公務員」「企業年金のあるサラリーマン」もiDeCoに加入できるようになり、実質的にほとんどの人がイデコに加入できます。
じゃあ、主婦(専業主婦)はiDeCoに加入する意味はあるのでしょうか?実は、主婦(特に専業主婦)の場合iDeCoに加入するメリットはほとんどありません。
ここでは、その理由と、主婦が利用する場合のおすすめの運用手段(老後への備え)について紹介していきます。
主婦の場合、所得控除というiDeCo最大のメリットが使えない
「投資の税金を節税するNISAとiDeCoの活用法」でも書いていますが、節税投資ができる運用サービスとしてiDeCoの最大のメリットは「所得控除」です。所得控除というのは所得税や住民税を計算するときに、「所得から差し引くことができるお金」となります。
仮に所得税率が20%、住民税率が10%で年20万円のiDeCoの掛金を拠出した場合、20万円×30%=6万円分の所得税が安くなります
ただ、主婦・専業主婦のように、そもそも収入(所得)がないという場合、差し引ける所得がありませんので、この控除分は無駄になります。
つまり、主婦のように所得が名人はiDeCo最大の強みを生かすことができないわけです。
その所得控除が利用できないというのであれば、イデコを無理やり利用する必要はありません。
もう一つの節税運用が可能なNISA、つみたてNISAを使うほうがよいでしょう。
イデコと比べてNISA,つみたてNISAには
- いつでもお金を引き出すことができる
- ランニングコストがかからない
という強みがあります。
iDeCoの強みを生かすことができない主婦はNISA、つみたてNISAを活用するほうが圧倒的にお得です。
NISAについては以下の記事でより詳しく紹介しています。
>>NISAの活用法
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