保険の種類と特徴
ここでは、日本で主に提供されている保険についてその種類とそれぞれの保険が持っている性質、メリットとデメリットなどを分かりやすく解説していきます。
死亡保険
死亡保険(しぼうほけん)とは、「死亡」というリスクに対して備える保険です。人が死んでしまったら、それにより経済的な負担を強いられる人たちがでてきます。例えば世帯主が死亡した場合、残された家族はその後の生活費や教育費などの収入が一気に減ってしまうためです。
こうしたリスクに対して備えるのが死亡保険です。大きく「定期保険」「終身保険」「養老保険」の三種類があります。
医療保険
医療保険とは病気や怪我などによる入院等の治療費やその際の生活費などを保障する保険となります。第三分野の保険とも呼ばれます。通販型の保険を除き多くの場合は生命保険とセットになっていることが多いのが特徴です。
自動車保険
主に自動車による事故に対するリスクに備える保険です。死亡事故はもとより、自動車の衝突等による器物の破損や怪我などを担保します。自動車は使い方を間違えれば「走る凶器」となりうるものです。大きく「自賠責保険(強制保険)」と「任意保険」があります。しかし、近年の交通事情を考えると自賠責保険(強制保険)だけでは保障内容が低いため、任意保険にも加入する必要があります。
火災保険・地震保険
火災保険や地震保険などは主に自宅などの家財に対する様々なリスクに対する保険です。財産に対する天災や人災による被害を金銭により保障する保険となります。
公的保険
主に社会的なインフラとして最低限の生活等を保障するための保険で主に国が運営しています。例えば医療保険として国民健康保険制度(社会保険)や国民年金制度(公的年金)、失業保険や介護保険、労災保険などが提供されており、日本は先進国の中でもかなり公的保険が充実しています。
生命保険についての知識を自分で身につけ、それを使って賢く生命保険を見直すためのアドバイスサイトです。保険の基礎から、見直しの方法、そもそも保険が必要なのかなどを分かりやすく解説しています。 |