付加年金が自営業者が手軽に加入できる追加の年金
付加年金は年金の第1号被保険者(自営業者など)が加入することができる、年金のプラスアルファです。第1号被保険者が任意で加入できる年金の中ではもっとも手軽で、そして割のよい年金制度となっています。
付加年金は個人事業主(第1号被保険者)ならぜひ加入したい
付加年金は2016年の保険料は月額400円です。
そして、老後には「200円×付加年金に加入してきた月数」だけ毎年の老齢年金がアップします。
仮に20年(240ヶ月)加入したとしましょう。
この場合、支払う保険料は96,000円で、老後に受け取れる年金は年に48,000円ずつアップします。つまり2年で払った保険料のモトが取れる計算になっている年金です。
老齢基礎年金(国民年金)は65歳から受給されますので、68歳まで生存すれば付加年金に加入したほうがお得という事になります。平均寿命まで生存するとしたらかなりお得ですよね。
国民年金や厚生年金などの基本となる年金と比較してもかなり有利です。
納める保険料も決して高くないので、加入できるのであれば加入しておいたほうが良いでしょう。
ちなみに、国民年金を払ってないと加入はできない
付加年金は非常に有利な年金制度ですが、国民年金の保険料を払っていない人は加入することができません。国民年金に「付加」するわけですから、付加すべき国民年金を払っていあい場合は使えないというわけです。
個人型確定拠出年金とであれば併用も可能
個人事業主(第1号被保険者)はベースである「国民年金」に加えて任意で以下の3つの年金に加入できます。
・付加年金
・国民年金基金
・個人向け確定拠出年金
付加年金は「個人型確定拠出年金」とであれば併用できます。
一方で個人事業主(第1号被保険者)が加入することができる「国民年金基金」との併用はできないことになっています。
個人型確定拠出年金なら楽天証券 個人型確定拠出年金で最も重要なのが管理コスト。楽天証券なら管理コストが無料に。実質最安値でiDeCoが運用できます。 |