マーケットメイクとは

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マーケットメイク

マーケットメイク銘柄とは、店頭市場（JASDAQ）で取引されている株式の中で、マーケットメイク銘柄と指定された銘柄のことです。店頭市場（JASDAQ）に上場されているマーケットメイク銘柄は、流通している株数が少ない銘柄が多い為、証券会社を相手に相対（あいたい）取引という形で株式が売買されます。

現在、ジャスダックにおけるマーケットメイク制度は2008年3月21日をもって終了しております。

マーケットメイク銘柄について

ジャスダックに上場している銘柄として「マネーナビ株」という株があるとします。
マーケットメイク銘柄は、各証券会社が、気配値という「マネーナビ株は○円だったら、売りますよ。」「△円なら買いますよ。」と常に証券会社がオファーを出しています。

投資家はこのマーケットメイク銘柄である、例えば、「マネーナビ株」を売買したい時は、一番有利な気配を出している証券会社と相対で売買を行ないます。

こうやって取引されている銘柄のことをマーケットメイク銘柄といいます。

マーケット銘柄の特徴として、大雑把に以下の特徴があります。

①成行の注文ができない。すべて指値。
②値幅制限(参考：値幅制限と呼び値)が無い為、ストップ安やストップ高がない。
③上記②の救済措置のため、株価が30％以上ふれた場合「サーキットブレイカー」が発動する。

という特徴があります。

③の「サーキットブレイカー」とは、初値から３０％以上株価が変動した際に発動します。
サーキットブレイカーが発動した際には、15分間取引が停止されます。そして、また、同一方向に30％以上の値動きがあった場合には、再度サーキットブレイカーが発動されます。

マーケットメイク銘柄を取引する上での注意点は、やはり値動きの荒さです。また、各証券会社のオファーにより値動きが発生するという形になりますので、恣意的な動きが見られることもあります。

※店頭市場（ジャスダック）に上場している銘柄にマーケットメイク銘柄以外に「オークション銘柄」というものがありますが、このオークション銘柄は通常の東証などに上場されている株式と扱いがほとんど同じな為、説明は割愛します。

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