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PO(公募株)とは
PO(公募株)とは、既に上場している会社が新しく資金調達をしたり大株主が持っている株式などを売却するときに、広く投資家にその株式の購入を呼びかけるものです。IPO(新規公開株)がこれまで上場していない会社であるのに大して、PO(公募株)の募集は既に上場している会社であるという大きな違いがあります。
公募株とは
公募株とは、広く多くの投資家に対して株式を購入するように募集することを指します。公募株は大きく「増資」「売り出し」のニ種類があります。増資とは会社が新しい株式を新たに発行することを指し、売り出しとは大株主などが市場で株式を売却すると需給バランスが崩れるため、公募という形で株式を販売する方法です。
増資と売り出しによる違いについてはEPS(一株あたり利益)の希薄化などが問題になってきますが、話が小難しくなりますので最後に少し説明を加える程度にしておきます。
公募株を買うには
公募株は主に幹事証券会社と呼ばれる証券会社で取り扱いをしています。通常は証券会社がインターネットや店頭で募集をしていますので、それに応募することで購入できます。
公募株は既に市場で販売されている株式を購入することになります。販売価格については一定の日(基準日:xデーとも呼ばれる)の終値(その日の最終株価)から1%〜5%程度株価を安くした値段で販売されます。また、購入による手数料もかからないという特徴もあります。
公募株の発行は株価にとってプラスかマイナスか
公募株には二種類ある言いましたが、公募株の発行はそれぞれ「増資」か「売り出し」かで市場からの評価は変わります。少し難しい話もしますので、無理に理解する必要は無いと思います。
・公募増資の場合
公募増資を行った場合、その企業の発行済株式総数が増加します。既存の株主にとっては株式総数の増加は会社の利益が希薄化することにつながります。例えば、利益が100万円だったのをこれまでは100人で分配していたのに、150人で分配することになったら、一人当たりの利益が少なくなるのと同じです。株式においては1株あたりの利益をEPSと呼びます。増資は一般にEPSを希薄化(小さく)する効果があります。これだけでしたら、株価にとってはマイナスの要因となります。ですから、公募増資を行う場合、その増資が会社の利益をふやすかどうかをみきわめることが大切です。例えば、さっきの例で利益が100万円から200万円にアップさせるための増資であれば、100人で分けていたときより150人で分けたときの方が利益は大きくなります。
・公募売り出しの場合
公募売り出しの場合、発行済株式総数は変わりませんので一株あたり利益(EPS)は希薄化しません。しかし、株式市場に出回る株式の数量が増加することから、場合によっては一時的に需給が悪化する可能性もあります。
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