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株式投資のメリットとデメリット
株式投資を始める上で得られるメリット(長所)とデメリット(短所)についてまとめていきます。投資を始める前にどんなメリット、デメリットがあるのかをしっかりと把握しましょう。
メリットとしては「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」「抗インフレ」、デメリットとしては「キャピタルロス」があります。
株式投資のメリットのまとめ
株式投資のリスクは大きく「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」「抗インフレ」という3つ賀挙げられます。キャピタルゲインやインカムゲインについては「投資を始める前に」の「投資におけるリターンは2種類ある」でも説明しています。
キャピタルゲイン(売却益)が得られる
株式投資の一つ目のメリットとして多くの人に知られているのがキャピタルゲイン(売却益)です。キャピタルゲインとは「値上がり益」と訳することができます。投資した株式の価格(株価)が上昇することで、その上昇した株式を売却することでキャピタルゲインを得ることができます。
なお、統計上株式投資の保有期間別の変動率は、10年投資で3倍以上にのぼるとされています。もちろん、バブル崩壊後やITバブル崩壊後、サブプライム問題などにより大きく株価が下落することもありますが、長期(10年以上)の投資であればかなりの確率でキャピタルゲインを得ることができるとされています。
配当金・株主優待(インカムゲイン)が得られる
株式投資のもう一つのメリットとして、配当金や株主優待によるインカムゲインも見逃すことができないメリットのひとつです。インカムゲインとは金利・配当収入とも呼ばれるように、株式を保有している期間もらい続けることができる収入です。
配当金は会社の業績が良いと増額され、逆に悪いと減らされます(場合によっては無配といい、配当されないこともあります)。つまり、必ずしも定期的に定額の配当がされれるわけではありませんが、日本の企業の多くは安定配当を心がけています。
もう一つ、株主にとってうれしいのが「株主優待」という制度です。株主優待は全ての会社が設定しているわけではありませんが、個人投資家に対して「自社製品の割引券・優待券」「自社製品」「金券」などの様々な商品を会社の特徴に併せて提供しています。
株主優待については「株主優待ガイド」でその内容や取得の方法などを解説しています。
株式投資のメリット:インフレに強い(抗インフレ効果)
あまり、株式投資といってこのメリットを思い浮かべる人はすくないかもしませんが、 株式投資には抗インフレ効果があるといわれています。インフレとは、インフレーションの略称で、お金の価値が下落することを指します(参考:インフレーション)
インフレは今日の100万円の価値が来年になると100万円の価値がないという状態です。近年はデフレ(デフレーション)と呼ばれるように逆にお金の価値が上がるという経済状況にありましたが、デフレ状態は経済にとって異常事態ですので、ちょっとおいておきます。
インフレが進むと例えば、預金していた場合、金利がほとんど0%だとすると、来年には預金していた金額が実質上減っていることになります。対して株式投資はインフレに非常に強い金融商品といわれてます。企業が保有する財産や収益というものは原則としてインフレ率に応じてアップしていきます。すると同時にインフレが進むにしたがって株価が上昇します。このため、預金や債券などの他金融商品よりもインフレに対する抵抗力が強いといわれています。
株式投資のデメリット
株式投資のデメリットは「キャピタルロス」です。株式投資は値上がりにおけるキャピタルゲインが得られる一方で反対に値下がりしてしまうリスクがあるわけです。
これが株式投資の大きなデメリットといえます。
それでは、このキャピタルロス(株価の値下がり)はなぜ起こるのか?また、どういった場合に株価は下がるのか?といったリスクについて「株式投資のリスク」でまとめています。こちらもご一読ください。
さて、それでは株を実際に買う時の流れについてまとめます。ゼロの状態から株を買うまでの流れを理解しましょう。
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