ABS(Asset Backed Securities)とは98年に日本における有価証券と認められた。発行企業の不動産や債権などの資産を担保として発行する債券のことをABSという。

不動産を始めとした資産から得られる「キャッシュフロー」を裏付けとして発行される債券で、これを通じて資金調達が可能となった。米国においては自動車ローンのほか、クレジットカード債権などを背景とした債券の発行も行われている。