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日経平均先物取引とは
株式投資においてよく利用される先物取引として「日経平均先物取引」というものがあります。これは日経平均全体を一つの銘柄として扱ったものです。日経平均先物取引では、日経平均を一つの銘柄として売ったり買ったりすることができます。信用取引とも同じように「売り」から入る空売りも可能です。
日経平均先物取引における取引のしくみ
日経平均先物取引は、通常の株式の売買のように日経平均を売買することができます。しかし、取引自体は先物取引ですので、現物の株式とはいくつか違う点があります。
・信用取引と同じように空売りもできる。
日経平均先物取引では、日経平均を信用売り(先に日経平均先物取引を売っておき、あとで株価が上昇したら買い戻しをすること)も可能です。
・限月(げんげつ)がある。
先物取引は「将来の一定期日」という決済をする最終期限を決めています。これを限月とよびます。日経平均先物取引の場合3月、6月、9月、12月が限月でその月の第2金曜日が清算日(SQ)となります。先物取引の場合、この月の第2金曜日までには必ず決済をしなくてはなりません。また、売買価格はそれぞれの限月により異なります。SQが近い先物ほど、現物価格と近くなります。
・取引単位は「枚」単位
日経平均先物取引をはじめとした先物取引は取引数量を「枚」で数えます。日経平均先物取引をする場合、日経平均先物を「3枚」購入(または売却)といったように扱います。ちなみに、日経平均先物の1枚は1000倍とされます(日経平均が1万円の場合1000万円)。そのため、個人投資家には中々手が出しづらいことから、最近では、「日経225mini」と呼ばれる取引がネット証券などを中心に提供されています。日経先物ミニでは、投資単位1枚が単位の100倍(日経平均が1万円の場合100万円)となっており、小額の取引も可能です。
・投資価格と証拠金
日経平均先物取引をはじめとした先物取引においては、投資金額の全額を証券会社に預ける必要はありません。投資元本の10%前後を預け入れをすることで取引ができます。例えば、前述の日経先物ミニであれば、10万円前後の証拠金で日経平均先物(100万円相当)を取引することができます。
なお、証拠金の計算方法は「SPAN証拠金」というやや特殊な計算方法で行われています。詳細については「SPAN証拠金とは」のページをご参照ください。
日経225先物miniとは
日経225先物ミニとは、「日経225先物ミニ」「日経平均先物ミニ」などとも呼ばれますがどれも同じです。1枚あたりの単価が日経平均の100倍という取引です。つまり、日経平均株価が10000円であればその100倍である100万円が取引単位となります。
なお、先物取引はあくまでも将来の取引の予約ですから取引価格の全額を証券会社に預けておく必要はありません。通常は10%前後の証拠金を預けておくだけで取引をすることができます。
最近では、多くのネット証券で日経先物ミニの取引量が増大しています。個別銘柄を予想するのはちょっと怖いけど、日経平均ならなんとか予想できるかも?という方が取引をしているようです。過度なリスクをとらなければ日経先物ミニは有効な投資商品の一つであると思います。
日経225miniの取引ができる証券会社については「日経225先物取引で証券会社を比較」で詳しく説明しています。
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